20180115

インスタグラムからの集客とアクセスアップ


日本のニュース番組などでも「インスタ映え」と言うワードがさかんに使われるようになりました。

ユーザー数も増加の一途で飛ぶ鳥を落とす勢いのインスタグラムですが、ここからの集客について考察してみます。



インスタグラムは写真が主役になりますので、リアルショップ(ファッションや飲食)を持つ企業やオーナーさんがお店の存在を拡散したり、ブランディングするためのコミュケーションツールとして利用するには確かに向いています。

リアルショップ(ファッションや飲食)であれば、どんなお店で、何を売っていて、どんなスタッフが勤めているのかなどインスタグラムへの写真投稿で知ってもらうことが出来ますからね。

そういった情報をインスタのユーザーに提供していくことで見込み客へのアプローチには活用可能です。

ただ人の目を引くような商品を持たない他の業種では写真で訴求出来るものが少ないために活用は難しいのかもしれません。


日本においてもファッションショップや飲食店などはインスタグラムを利用して集客している事例があります。

掲載写真にはかなり工夫を凝らしており、フォトショップなどでおしゃれでカッコいい加工が施されていることが多いです。

従業員というよりおそらく写真のプロの仕事でしょうね。やはり直感的にセンスのいい写真に仕上げるのがインスタでアクセスアップする際の第一条件と言えそうです。





インスタグラムの基本的注意事項


インスタグラムを集客ツールとして利用する注意をまとめました。

・どんなテーマの写真を投稿するか


テーマに一貫性を持たせたほうがフォローされやすく見てもらえる可能性が高くなります。お店の宣伝で使うのであればそのテーマに沿って投稿を続けるのが基本です。


・写真のグレード


レベルの高い写真を追及する必要性があります。

インスタ映えを目指して日本の僻地どころか、世界の秘境まで行く人がいると心してかかる必要がありますね。


・さりげなく店の特徴を伝える


SNSであまりに商売っ気を出すと、他のユーザーに引かれるというのが定石です。いかにさりげなく、こんないいものありますよ的な雰囲気の写真を更新できるかも重要でしょう。


・ハッシュタグを活用する


インスタグラムも投稿にハッシュタグ#を使えます。
例えば「私をフォローしてください。」という意味を持つハッシュタグには以下のようなものがあります。

#follow
#followme
#follow4follow
#followforfollow
#f4f
#followback
#followalways
#フォロー
#フォロバ
#フォロワー

ツイッターと似ていますので、ここでは深く解説しませんが興味があったらググってみると丁寧な解説サイトがたくさん見つかります。


・他のSNSとの連携


インスタグラム単体では、拡散性が低いため他のSNS(ツイッターやFacebook)との連携をしておいたほうが効果が期待出来ます。




インスタグラムのメリットとデメリット


インスタグラムのメリットとしては視覚効果に直接訴求するので言葉よりも伝達能力が早いこと、写真一枚で投稿しますので手軽であること、ハッシュタグを活用し拡散される可能性を持っていること、他のインスタユーザーとつながりを広げていくことなどが挙げられます。


インスタグラムのデメリットとしては写真一枚の投稿とは言え、凝った写真でないとなかなか注目されにくく、かつすぐに大量の投稿の中に埋もれてしまうこと、他のSNS(ツイッターやフェイスブック)に比べると拡散性は劣ることが挙げられます。





結論


インスタグラムは今のところ他のSNS(ツイッターやフェイスブック)に比較すると拡散性に劣ります。

また、注目を集めるにはインスタユーザーの目を引き付ける凝った写真をアップしていかねばならないのですが、個人でやるには写真の撮影や加工に多くの時間をかける必要があります。

かと言って写真をプロに依頼するのは相応の資金を要しますし、キャンペーンと連携する場合もそれなりの広告宣伝費を使います。

現状、何もせずにフォロワーが増えるのもあまり期待が出来ませんので、インスタグラムを使った集客は他のSNS(ツイッター、Facebook)に比べますとやや効率が悪くメインの集客手段に使うにはなかなか難しい、という結論です。

裏技的にこういったインスタ用の集客ツールも出ていますが、比較的高額ですので余裕があったら検討してみてください。