SEO対策に関してあれこれお悩みの方も多いと思います。
Google検索エンジンは200項目前後の評価パラメーターからブログやサイトの記事を順位付けして検索結果に表示していると言われています。
SEO対策に関してはいろんなサイトが事細かに解説しておりますが、その200項目全部につきあっていては時間がいくらあっても足りません。
ただ現在のGoogle検索エンジンのアルゴリズムを考察し、どうすれば最善のSEO効果が生まれるか?の答えは比較的簡単に見つかります。
ターゲットキーワードでの検索順位上位サイトの分析と研究
ご存知の通り、パンダアップデート、ペンギンアップデートと言われる2012年のアルゴリズム変更によりGoogle検索エンジンはコンテンツの質に重点を置いて検索順位を決定するようになっています。
コンテンツを質を上げるには、
・ユーザビリティーの向上
・オリジナリティーの向上
の2つがテーマになります。
このユーザビリティー、オリジナリティーが比較的抽象的な言葉になるため1から記事作成を考えるとなるとなかなか難しくなってしまいますよね。
あるテーマに沿ってどんな記事を書けばユーザビリティー、オリジナリティーともに良い記事になるかすぐに思いつける人は少ないでしょう。
しかし逆に、
この考え方に基づけば、ターゲットキーワードでの検索順位上位サイトを研究することにより、どういった記事を作り込めば検索エンジンに評価されやすいのか?というのをすぐに解決できるようになりました。
検索エンジンの上位サイトは、
・ユーザビリティーが高い
・オリジナリティーが高い
という2つの評価項目で高得点を出している可能性が高いわけです。
とすれば、
例えば検索上位10位までのサイトやブログをチェックし、その内容やテキスト数を把握することで検索エンジンに評価される≒ユーザーに評価されるコンテンツの企画には役立つでしょう。
上位サイトの分析と研究を進めて自コンテンツが上位サイトを超える内容にすればベースとなるコンテンツSEO対策の部分をクリアすることが出来るはずです。
当然上位サイトのコピーはNGですが、内容的に参考にさせていただくのはネットで公開している性質上問題ありません。
ユーザビリティーの向上
上位サイトの分析では、
まず、記事タイトルに対し、どんな”答え”を検索エンジンユーザーに提供しているかチェックしてみてください。
そうすると検索エンジンユーザーの求めている”答え”もだいたい分かるはずです。
あとはその説明手法を学びます。
・ライティングスキル(答えの導き方がロジカルであるなど)
・文字数(記事の厚み)
・内部タグを含む記事の構成
・説明や解説の流れ
・挿入画像などの情報
etc...
を中心にチェックしていきます。
すると、なぜその記事が検索ユーザーに高い支持を得られて検索エンジンで上位にいるのか分かってきますよね。
ユーザビリティーの優秀性は上位サイトを見ればほぼ分かる(学べる)のです。
オリジナリティーの向上
次にオリジナリティーをあげることを考えましょう。
記事を自分の言葉で書くのは当然ですが、オリジナリティーをあげる情報はネット上いろんなところに転がっています。
・古くなり間違っている情報の修正
・陳腐化した情報のアップデート
・自分独自の価値観や見解
・オーソリティーの新見解を探す
・ビッグデータの更新情報を探す
・SNSでの話題を調べる
・2chのまとめを調べる
etc...
こういった項目を基にオリジナリティーを向上させることができますね。
特にターゲットキーワードに対して自分独自の価値観や見解を述べていくのは必須と考えるべきで、これが無いと価値の乏しいページになってしまいます。
なぜなら1+1=2を説明するだけになってしまう場合、検索エンジンでは他サイトの古い記事のほうが優先されますので新しく記事を書く意味に乏しいのです(検索上位には来にくい)。
なんらかの原因があるはずですが、ドメインエイジ、サイト全体の記事ボリュームによるSEOスコア、被リンク数など別の要因も考えられますため。
メリットとして、こんな作業をベースにして新しい記事を作り込めば検索エンジン上位のコンテンツと十分に渡り合える内容を準備でき、場合によっては上位サイトを超える内容にすることもできるでしょう。
デメリットとしては1記事の作成に時間と手間暇がかかります。
このため少数精鋭のコンテンツで勝負したい場合などに有効と言えそうですね。
もちろん、この他にもSEO対策はあります。
たとえば外部SEO対策としてサテライトサイトを作り被リンクを増やす作業をしても一時的に検索順位があがる可能性はあります。
しかし、内容の乏しいペラペラなコンテンツではサイトの離脱が早かったりサイト内の巡回を促せず、またすぐに順位が下がってしまいます。
キュレーションサイトやソーシャルブックマークを使った被リンク対策も同様です。
まず検索上位サイトと渡り合えるコンテンツを準備し、それでどうしても検索順位があがらない場合の対応として次の対策を検討するのがベストの選択でしょう。